黒にんにくは専門店で購入!黒にんにく発祥の歴史や皮の剥き方とは?
黒にんにくの専門店ができるほど、にんにくは私たちの生活に根付いています。そのにんにくですが、「いつから食べられるようになったのか」と気になる方もいらっしゃるでしょう。また、黒にんにくを開発したのは日本という説があることをご存じでしょうか。こちらでは、にんにくや黒にんにくの歴史について解説いたします。また、皮の剥き方についてもご紹介いたしますので、ぜひご確認ください。
青森発祥ではない?にんにくの歴史について
今は馴染み深い食材のにんにくですが、昔はそれほどメジャーな食材ではなかったようです。
人間がにんにくを利用するようになったのは、紀元前3000年前の古代エジプトといわれています。その後、シルクロードを通って中国に伝わり、にんにくに勝る薬はないといわれるほど重宝されました。
それに対して日本では、日本最古の書物である古事記や最古の医学書である医心方に登場しているものの、戦後になるまで薬用としてわずかに利用される程度で、今ほど幅広く利用はされていませんでした。
にんにくの語源は「忍辱(にんじょく)」という言葉であり、「あらゆる困難に耐える、辱めを忍ぶ」という意味があります。仏教においてにんにくは精力がつきすぎる食材として扱われていたため、食用禁止になっていたという背景があるのです。
次第に食用としても広まり、幅広く愛されるようになりました。その後、にんにくを活用した食品として黒にんにくが生まれます。黒にんにく研究の第一人者である青森県弘前大学医学部の佐々木甚一教授は、黒にんにくの開発は2002年の11月に三重県で始まったと発言しています。そして完成したのは2004年としているのです。にんにくの生産地としては青森県が有名なのですが、黒にんにくが生まれたのは三重県だったのです。
世界的にみると、初めて黒にんにくを開発したのは日本という説が有力です。ただ、韓国で作られたという説もあるため、どちらの説が本当かは定かではありません。しかし、日本は世界的に見ても早く黒にんにくを開発し、食していたとはいえるでしょう。
にんにくの歴史は非常に長いですが、日本にとっては昔から馴染みのある食材というわけではありませんでした。また、黒にんにくが初めて開発されたのは日本かもしれないということが、日本で黒にんにくが流行している要因としても考えられています。
おすすめ!にんにくの皮の剥き方
にんにくの香りを重視するのであれば、手で皮を剥くのがおすすめです。しかし、手で剥くのは時間がかかりますし、においもついてしまいます。大量ににんにくの皮を剥かなくてはいけないときには適していません。
そこでおすすめなのが、にんにくを房ごとレンジで温める方法です。おしりの部分を5mm程度切り落とし、切り口を下にしてお皿に置いてラップをかけて温めます。レンジから取り出したら房ごと持ち上げ、てっぺんを持った状態で押し出すように皮を剥くと簡単にとることができます。この方法は、大量ににんにくの皮を剥くときに便利です。
また、時間があるときは外側の皮だけを手でとって小房に分け、水を張ったボウルににんにくを沈める方法もあります。その状態で一晩ほど置いておくと、乾かした後に簡単に薄皮が剥けるようになっています。前もってにんにくの皮を剥くことがわかっているのであれば、この方法を利用するのもおすすめです。
にんにくは少量しかないけれど、手ににおいをつけたくないという場合は、ゴム手袋を装着して皮を剥くことをおすすめします。両手の親指、人差し指、中指でにんにくを掴み、逆方法にひねるだけで簡単に皮を剥くことができます。もちろん、ゴム手袋をしているのでにんにくのにおいはつきません。また、50〜60度のお湯に5分ほど浸けておくだけでもかなり剥きやすくなります。にんにくが少量しかないという場合なら、この方法も覚えておくと便利です。
他にもにんにくの皮を簡単に剥く方法はたくさんあります。いろいろな方法を試してみて、自分にとって一番楽なやり方を見つけてみてください。
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