牛乳や豆乳を飲む

にんにくを食べる前と食べた後に、牛乳や豆乳を100ml〜200mlほど飲むのもおすすめです。食べた後の気になる口臭を抑える効果が期待されています。

リンゴを食べる

リンゴにはポリフェノールが含まれています。ポリフェノールがにおいの原因であるアリシンに関与することで、にんにくのにおいを抑えるといわれています。ポリフェノールはリンゴの皮やその付近に多く含まれているので、生のリンゴを食べる場合は皮ごと食べるのがおすすめです。また、果汁100％のリンゴジュースでも問題ありません。

お茶

にんにく料理と併せて、緑茶やウーロン茶、ジャスミンティーを飲むことも対策方法として挙げられます。お茶に含まれているカテキンには、強力な消臭効果などがあります。その効果によって、においが軽減されると考えられているのです。カテキンの濃度が高いほど効果もあるといわれているため、なるべくカテキン量が豊富なお茶を選ぶことをおすすめします。

コーヒー豆を噛む

炒ったコーヒー豆を噛んで水やお湯で口をしっかりとゆすぐと、口臭が軽減できると考えられています。コーヒー豆に含まれているフルフリール基やタンニンという物質が、にんにく臭の成分と結びつくことで、においを抑えるといわれています。

味噌汁を飲む

コーヒー豆と同様に、味噌に使われる大豆の中にもフルフリール基を有した成分が入っています。そのため、生にんにくを食べるときは、味噌汁も一緒に飲むことを意識してみましょう。

このような方法で、口臭の対策に取り組めます。しかし、対策するのが難しいという場合もあるでしょう。そのようなときは、にんにく特有のにおいが気にならない黒にんにくを食べるのがおすすめです。黒にんにくにはアリシンがほとんど含まれていないので、あまり口臭を気にする必要はありません。においを気にせずにんにくが食べたいという方は、ぜひ黒にんにくをお召し上がりください。

水分補給

適度に水分補給を行うと、口腔乾燥を防いで唾液の分泌を促してくれます。また、老廃物と一緒におい成分を排出しやすくなります。ただし、水分を一気に飲みすぎると体調を崩す可能性もあるため、様子を見ながら定期的に飲むことがポイントになります。

運動や入浴で汗をかく

日頃から運動不足だったり、汗をかく習慣がなかったりすると汗腺機能が弱まり、ベタついた汗をかきやすいです。そのような汗は蒸発しづらく、汗をかいた直後に雑菌が繁殖しやすくなります。その結果、においが強まるかもしれません。汗腺のろ過機能は汗をかけばかくほど高まります。いい汗をかくためにも、運動や入浴することが大切なのです。

マスクをする

食後からにおい成分がなくなるまでにかかる時間は、48時間程度といわれています。その間に人と接する場合は、マスクを装着するのも対策の一つです。ただし、にんにくのにおいは体臭として現れることもあります。その場合はマスクだけでは防げない可能性があるため、こまめにボディシートを使って拭き取るといった対策が必要になります。

対策を行ったものの、どうしてもにおいが残ってしまうことは少なくありません。そもそも人と会う前にはにんにくを食べないなどが、効果的な対策といえます。しかし、どうしても食べたいというときもあるでしょう。そのようなときは、黒にんにくを選んでみてはいかがでしょうか。発酵熟成によって、においの心配も軽減することができます。